2020.07.15 過去のメルマガ

【メールマガジンVol.12 】

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Index
【1】インターネットラジオ番組「楠田祐の人事セントラルステーション」本日より配信!
【2】コロナ太りに打ち勝つには
【3】★楠田祐の『健康で長生きしようよ』Vol.12「3密の後にやってくる時代を考える」
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【1】インターネットラジオ番組「楠田祐の人事セントラルステーション」本日より配信!
スマホやPCから無料でお聴きいただけます。

■テーマ
1on1オンラインエクササイズ -zoomによる週1回から始まる運動習慣-

■出演
八嶋 浩一 様

株式会社商船三井 
専務執行役員(アジア・中東・大洋州担当)
<兼>
Managing Director
MOL(Asia Oceania )Pte. Ltd.

こちらからお聴きいただけます▼
https://offerbox.jp/company/hr-centralstation/20655.html
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【2】コロナ太りに打ち勝つには

新型コロナウィルスによりこれまでのライフスタイルが大きく変わりつつあります。

最近はコロナ肥満、コロナ鬱というワードもよく耳にしますが、テレワークにより歩く事が減り、自宅にいることが長くなる、スポーツやフィットネスジムで思う存分体を動かせず、外出時はソーシャルディスタンスを取りながら限られた場所のみ。

これからは今まで以上に、自分の心と体の健康を守る必要があり、運動機会が非常に重要だと感じます。

オムロンヘルスケアの調査結果によると、テレワーク実施後に体の不調を感じた人は3割以上という発表がありました。

不調の原因は「肩こり」(68.1%)「精神的なストレス」(61.3%)「腰痛」(54.6%)が上位となり、以下「姿勢が悪くなる」「目の疲れ」と続いています。

特に長時間の座りっぱなしや、椅子や机の高さなどからくる姿勢不良は血液循環を低下させ、肩こりや腰痛だけでなく、脳への血流量も低下し、頭が働かなくなり集中力も維持しづらくなります。

こういった日々の不調の積み重ねは、生産性を低下させる大きな原因ともなります。

この日常に少し運動を取り入れるとどうでしょうか?

運動は体の状態をより良くし、幸せホルモンと呼ばれるセロトニン(脳内神経伝達物質)が分泌され、ストレスの緩和・解消にも効果があると言われています。

また、私の周りでもコロナ太りをした、という人がたくさんいます。

体重増は2kg程度が多いですが中には5kgという人も。
飲食による摂取カロリーが消費カロリーを上回ると必ず太ります。

運動しない上に、食べ過ぎ・飲み過ぎが続くとエネルギー消費が追い付かず体脂肪が溜まる結果に。

お腹周りの内臓脂肪が増え、高血圧、高血糖、脂質異常などの生活習慣病のリスクが高まり、脳や心臓、ガンなどの深刻な病気に繋がりかねません。

加齢とともに筋力も落ち、筋肉量が落ちると基礎代謝も落ちるため、ならさら太りやすくなります。
食事制限だけに頼らず、何もしないと落ちていってしまう筋肉を維持するために鍛えてあげることも必要です。

普段からほとんど運動いないという人は、たとえ外に出なくても自宅や職場で体を動かすことは可能です。

仕事の合間に1~2分ストレッチをする、たかが1分ですが1日数回こまめに行うことで、肩こりや腰痛を感じている人は楽になったと感じられるでしょう。

肥満や生活習慣病の予防には、有酸素運動や筋力トレーニングがおすすめです。
内臓脂肪は皮下脂肪に比べて落ちやすいと言われています。

10分程度から、多少息が上がる程の運動を継続的に取り入れることで、比較的早い段階で内臓脂肪を落とすこともできるでしょう。
ウォーキングの場合は、ただ歩くだけでなく「多少息が上がる」ウォーキングを意識するといいですね。

自宅・職場向けエクササイズをこちらでご紹介しています。
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【3】★楠田祐の『健康で長生きしようよ』Vol.12「3密の後にやってくる時代を考える」

 作家の五木寛之さんは最近「コロナ後は三散の時代がやってくる」と言われています。

一点目の「散」は「分散」。1カ所に密集せずに働く在宅勤務はまさにそうだと思います。

二点目の「散」は「拡散」。情報の拡散スピードがより速くなって、かつ拡散の仕方が非常に操作的になっていくと言うことのようです。フェイクニュースに気をつけたいですよね。

三つ目の「散」は「逃散(ちょうさん)」。これは住んでいる土地から働き手が逃げると言う意味のようです。東京都の人口が1400万人になったと今年話題ですが、やがては地方に住んでいても東京本社の仕事が在宅でできそうですね。

更に五木寛之さんはこう続けます。分散・拡散・逃散という「三散」は、これまでも少しずつ問題になってきていたものだと。それが新型コロナにより、一気に動き出すかもしれないと。人間はそもそも慣れる生き物。だから在宅勤務も慣れてしまいましたね。もう育児や介護を抱えている社員限定のものではなくなりました。

 7月になり、経済学者の伊藤元重さん(東京大学名誉教授、学習院大学教授)と私が代表をしているHRエグゼクティブコンソーシアムの朝の勉強会でご一緒しました。伊藤さんは、「3低」だと言われていた。つまり低金利、低成長、低インフレ。これはリーマンショック以来ずっと続く状況だと説明。これがコロナ危機で更に加速化させる動きがあると話されていました。この「3低」は日本は先進国であり、今回のコロナにより、多くの他の先進国が「日本化」と呼ばれる3低に陥っているとも言われていました。

 さて、私たち健康経営を推進していくミッションとして、この三散と3低から何を学び、何をしていく必要性があるのか考えてみましょう。

 私は「三歩」だと考えています。

まず一点目の「歩」は「3歩」。今年1月に高野進さん(男子400m日本記録保持者、東海大学教授、東海大学陸上競技部監督)とトークセッションをする機会があり、登壇前の控え室で楠田さんはジョギングをしないのなら3歩でも構わないので走ると良いと言われました。つまり歩くと言うことは無意識なので、3歩だけ走ろうとすると脳にとてもいい刺激を与えることが最近わかってきたようです。早朝6時から3歩からでも走ることをお薦めします。私もやっています。

二点目の「歩」は「散歩」。在宅勤務を続けていると運動不足になりがちです。私は毎日散歩をしています。朝6時から。四季を肌で感じられる日本ならではの自然な光景に触れることも出来ると、自分のやる気を自分で喚起させることが出来るものですね。

三点目の「歩」は「進歩」。ストレッチは1日3分間やるだけでも身体が軽くなります。在宅勤務で働くなら、これは健康推進に必要不可欠ですね。更にストレッチは3種類マスターするところからスタートされて下さい。肩、腰、脚。この3つのストレッチからでも構いません。そうすると効き目を感じる体験ができると、更に他のストレッチもやってみたくなるものです。そうして軽い運動を自身で進歩させましょう。

 3密の後は、三散、3低、三歩を軸にニューノーマル時代の生き方について考えてみましょう。

 それでは次回のメルマガでお会いしましょう。会長の私は今日も快調!

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